こんにちは、4歳差兄妹を育てるワーママhanaです♡
ブログでは何度か取り上げている「計算力」。算数の土台となる大事な能力です。これから高学年に成長していくことを見据え、学習の土台を作る低学年時において、計算は早く正確にできて当たり前、という状況にしておきたいですね。
我が家では、息子が5歳になったくらいから、100マス計算に取り組ませてきました。
幼児から100マス計算に取り組んできた現在小2の子どもの計算力はどう成長したのか?
子どもが嫌がらず100マス計算に取り組むためには?
メリット・デメリットについても、まとめていきます。
計算が遅いようなんだけど、100マス計算すれば早くなる?
100マス計算をすることで、計算しかできなくなる、なんてことはない?
と、疑問をお持ちの方の参考になれば嬉しいです。
そもそも100マス計算とは?
陰山英男先生提唱で一気に有名になりましたね。陰山英男さんは百ます計算だけではなく、生活習慣をきっちりと整えることや基本的な「読み・書き・計算」がしっかりできるようになることを提唱しています。
100マス計算は、あくまで隂山メソッドの一部分なのですね
やり方
- 2週間は同じ問題に取り組む
- 毎回ストップウォッチでタイムを計る
- 飛び飛びに計算しない
- 左から右に向かって一列ずつ順々に計算していく
慣れてくると楽しくなるよ
百マス計算の魅力は”ゲーム感覚で”楽しめるところです。 練習を重ねるごとに速く、早く解くことができるようになります。
親子間で最初はハンデをつけて取り組むと、子どももノリノリで取り組んでくれます。 楽しみながら達成感を味わえると、スピードアップやレベルアップの意欲がより高まり、さらなる高みに挑戦していくことが可能になってきます。
「計算は楽しい」「計算は簡単」というイメージが染みつけば、計算嫌いや、時間がかかりすぎてテストで問題を解ききれないといった苦手を克服することができます。
幼児から100マス計算に取り組んだ結果
わが子が100マス計算に取り組み始めたのは年中さんの終わりごろからです。
元々4歳までに九九を覚えるなど、数字や計算に興味があったこと。数字を見て、勝手に足したり引いたりしており、本人が「おべんきょう楽しい!」と意欲的だったことも取り組み始めた切っ掛けとしては大きいです。
最初は無理をさせずに。49マスから挑戦
マス計算スタート時のタイムです。(年中さん)
足し算49マス 3分15秒
引き算49マス 3分6秒
普段は字を丁寧に書くように伝えていますが、マス計算に限っては雑に書いてかまわないから早く書きなさい、と伝えてあります。
掛け算49マス 3分4秒
それを差し引いても、まぁ親にしか解読できない字ですよね…(白目)
ちなみに小2になっても相変わらず字は汚いです(汗)
3ヶ月後タイムはどのくらいになったか?
49マス・64マス・81マスと徐々にマスを増やしていき、3ヶ月後(年長さん進級時)には
足し算 100マス 1分半前後
引き算・掛け算 100マス 2分切るくらい
で出来るようになりました。
始めた頃はボロボロだった正答率も(特に掛け算)、かなり上がりました。
取組み始めて半年後のタイムは?
年長さんの秋以降には、足し算・引き算・掛け算とも1分20秒前後までタイムを出せるようになりました。
よく利用させていただいたのは
百ます足し算プリント | ぷりんときっず (print-kids.net)さん
小学一年生の算数プリント【100マス計算(足し算・引き算)】|学習プリント.com (xn--fdk3a7ctb5192box5b.com)さん
100ます計算《足し算》の練習問題|無料プリントダウンロード・印刷 | Yattoke! – 小・中学生の学習サイトさん
たくさんの無料サイト様のプリントを利用させていただいていました。
自分でエクセルで作るのもアリですね♬
81マスはなかなか見つけられなかったので自作しました
就学前の幼児では1分20秒台のタイムを出すのに約半年ほどかかりましたが、小学校2~3年生くらいになれば、もっと短期間でタイムを縮めることが可能だと思います。
始めてしばらくは、なかなかタイムが上がらず悔しい思いをする期間が長いと思います。けれど、ある時期に、フッと急にタイムが縮む瞬間がきます。朝食後、帰宅してすぐ、宿題に取り組む前など1日のうち、100マス計算に取り組む時間を決めて継続してみてください。
目標タイムは?
陰山先生の著書「陰山式 ぜったい成績が上がる学習法」によると、年齢別の百ます計算の目標タイムは以下の通りです。
- 小学校低学年:2分以内
- 小学校中学年:1分30秒以内
- 小学校高学年:1分20秒以内
小1の授業参観で10マス計算(100マスの一列分)の競争をやっており、他の子どもが10秒から1分以上かけてやるところ、息子は数秒でこなすため、驚かれたお母様がたから「何か公文など特別なことをやっているのか」と何度か尋ねられましたが、単純に絶対的な演習量の差です。
1年生の夏です。繰り下がりがある計算でこのタイムは、なかなか良い方なのではないかと思っています。字が汚すぎて見づらいですが、50問1分前後です。
(気分にムラがあり、早い日と遅い日で20秒近く差があるのは改善要素ですね…)
毎日継続することで、生まれ持った能力の差に関係なく絶対に計算力は身につきます。
現在、小学2年生の段階でも各タイムはそれぞれ1分30秒以内に維持されています。
取り組ませるコツは?
わが子は、人と競争する事で意欲が出るタイプでしたので、大人(親 )と競争することでやる気が出るようでした。
けれど、人と競争することは苦手だというお子さんもいると思います。その場合は、毎回タイムをつけ、昨日の自分と競争することを意識すると良いかもしれません。
また、足し算や引き算に、指を使って計算している間は避けた方が良いです。時間がかかっても、暗算ができるようになったタイミングで取り組むと成果が出やすいと思います。
指で足し引きしている時期に、無理やりやらせても、嫌いになるだけで続きません。
子どもによっては、7の列の足し算だけ極端にできない、ということもあります。そこだけが苦手なのに、それによって「自分は算数が苦手なんだ」「自分はだめなんだ」と思いこまむ事がないように、子どもが引っ掛かるポイントを見つけ、「ここをクリアすれば、もっと上にいけるよ!」と、ポジティブな声かけをするように心がけると良いですよ。
決して ✕は駄目 という事はありません。勉強は間違えたところからが、本当のスタートだからです。
メリット・デメリット
100マス計算に取り組むことによって、どんなことがメリット・デメリットとしてあるでしょうか。
メリット
- 集中力がつく
- 徹底反復で計算ミスが少なくなる
- 特別な教材を用意したり手間がない
- 勉強の前に取り組むことによって頭の体操になる
- スキマ時間に取り組める
デメリット
- 速さを求めるあまり字が汚くなる
- いきなり100マスに取り組むと、その量に圧倒されてしまう子がいる
思考力が低下するのでは?
今はAIの時代。そもそも計算が早いだけじゃ意味なくない?
という意見もあると思います。
けれど計算力は基礎の基礎です。「早く正確にできて当たり前」な状態にしておいた方が、高学年以降抽象的な問題が出るようになってから伸びるようになると思います。
スポーツでいえば、基礎体力の部分ですね。
思考力が低下するのでは?という不安は、なまじ計算が早いと計算を工夫しなくなるということだと思います。
考えるの面倒くさい!暗算でした方が早い!と、計算式を見た通りに解いてしまう、ということかな、と。
小学2年生の問題でいうと
8 × 7 + 8 = 56 +8= 64 と頭からそのまま解いちゃう子と
= 8 × 8 = 64 と解ける子の違いというか。
中学受験や難関大学への合格は、結局、要領の良さ を求められるんですよね。
計算は工夫したうえで、早く。というのが、最強かなと思います。
計算が遅いと、それだけでハンデを抱えます。毎日、100マス計算だけをしているならば、「思考力がつかないのでは」との意見も理解できますが、100マス計算はスポーツの準備運動の部分です。
野球やサッカーも、準備運動をしたうえで技術を上げる練習に別途取り組みますよね。同じように準備運動として100マス計算を利用して計算の速さを身に着け、文章題や思考力系の問題には別途取り組むべきであり、単純に100マス計算で思考力が低下するということは無いと考えます。
総合的な思考力を鍛えていきたい
思考力や文章問題を鍛えるには、別途ペーパーのドリルやタブレット学習に取り組む必要がありますが、市販のドリルではこちらの算数ラボやハイレベ100などの問題集が値段もお手頃なうえ、一回一回が子どもにも取り組みやすい量で、特におすすめです♪
地頭が良い子、もっと発展的な勉強をしたい!という子にはこちら
100マス計算を自動で作ってくれるソフト
TVCMで話題のココナラには、100マス計算を自動生成するソフトが提供されています。ドリル2冊分強でずっと使えると考えれば、十分に検討範囲かなと思います。(価格1500円から)
ココナラへの登録は無料なので、兄弟全員にさせたい!、継続してやらせたい!という方はぜひ覗いてみてください♬
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100マス計算は継続することが大事です。
お互い、工夫して子育て頑張っていきましょうね!
算数力をもっと伸ばすにはタブレット学習も検討してみて
家庭学習のメインは上記市販のドリルなど紙教材ですが、現在我が家では単元の予習にタブレット教材を取り入れ学習を補完しています。
子どもの成長に伴いだんだん自我が強くなり、勉強時間に子どもとぶつかる事が増えたためです
毎朝の100マス計算に代わり、タブレット学習の【RISU算数】を朝、学校に行く前の短時間に取り組んでいます。
RISUは本人に合った問題が自動生成され、「先生どうが」を観て自分で予習を進めてくれるので、親として非常に助かっています。評価は良し悪しありますが、【算数に興味を持たせる】という点においては非常によくできた教材だと思います。
計算の工夫についても、鍛えられます。
勉強について親子間でぶつかっていませんか?
タブレット学習など、外部に頼ることも検討してみると良いかもしれません
通信教育はよくある教材(ちゃれんじやスマイルゼミ等)だと、基本しか学べませんが、本気で算数に力を入れるならRISUがおすすめです。
子どもの算数に力を入れなきゃ、という人は、お試し体験から始めてみて下さい。
RISUは料金体系が少し複雑で、年間一括払いでしか契約できません。さらに、年の途中で解約した場合の返金もありません。
かなりリスキーな契約になるんですが、クーポンコードを使うと契約せずに、まずお試しできます。失敗しないためにも、必ずお試し体験から始めて下さい。
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まとめ
学習の基本は古今東西【読み・書き・計算】であることは変わりありません。
漢字学習については、こちらの記事からどうぞ♡
100マス計算を学習の土台に計算力を鍛え、算数力をどんどんのばしていきましょう♡
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