梅シロップ編を作ってみよう

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体験学習ー賢い子に育てるためにー
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 梅雨の語源をご存じですか?

 梅雨の由来には、次の二説あり、ひとつは、カビの生えやすい時期の雨という意味で、中国では元々「黴雨(ばいう)」と呼ばれていたが、カビでは語感が悪いため、同じ「ばい」で季節に合った「梅」の字を使い「梅雨」になったとする説。
 もうひとつは、「梅の熟す時期の雨」の意味で、元々「梅雨」であったという説です。ですが、由来には諸説あり、その語源にはわからない部分も多いようです。

 「梅」の実が出回る5月から6月。「梅は三毒を断つ」ということわざもあるほどです。梅干しの酸っぱさはクエン酸で、疲労回復に効果があると言われています。さらに殺菌力があり、腐敗防止や食中毒の予防に役立ちます。梅酒や梅シロップには若くてかたい青梅を、梅干しや梅ジャムにする場合は、黄色い完熟したものを使います。

 毎年梅の時期になると、我が家では決まって梅仕事をしています。小さなお子さんでも一緒にできる梅シロップ作りで、食育体験をしてみませんか?

 作り方はとってもシンプル!子供と一緒に楽しむ時間としてもおすすめです。よかったら参考にしてください♪

梅とビンの準備をする

用意するもの

青梅 1キロ

氷砂糖 1キロ (きび砂糖や上白糖でもできますが、氷砂糖が1番溶け残りが少ないです)

お酢 60cc(りんご酢だと風味がよくなります。穀物酢でもOK)

 小さな子どもがいる家庭で、あのおばあちゃんちにあるような重いガラス製の梅酒のビンはちょっと…と思う方は多いですよね。こちらのプラスチック製のビンは熱湯消毒にも対応していて、軽くて注ぎ口もワンタッチで開くので、出来た梅シロップを注ぐときも便利でおすすめです。

梅仕事

 梅を水洗いしてざるに上げます。

 水気をキッチンペーパーなどでしっかり拭き取りながら、竹串を使って梅のヘタを1粒ずつ取り除きます。ここで、水分が残っているとカビの原因になるので丁寧に。

うちは、たこ焼き用の串を使っちゃってます

 熱湯消毒か、アルコールで拭いたビンに梅と砂糖を交互にミルフィーユ状に入れ、最後にお酢をまわしかけて口を締めます。

 あとは、1日1~2回軽くゆらし混ぜ、冷暗所に置いて待つだけ♬

 1週間から10日で梅がしわしわになってきたら出来上がりです。

 そのまま梅の実を入れておくと発酵の心配があるので、シロップから取り除き、シロップのみ冷蔵庫で保存してください。

ポイント

クックパッドなど、梅シロップ作りにはたくさんレシピがあり、

  • 梅を冷凍する
  • 穴をあける

といった作り方もありますが、おすすめは生の梅を使うものです。

 上記の方法は、エキスの抽出を早めたり、シロップの抽出量を多くしたりするためですが、最終的には生の梅の方が抽出量が多くなりますし、また、組織が破壊されてしまうので、味や香りも減ってしまいます。

 手を加えない、生の梅をそのまま使うのが絶対におすすめです。

梅シロップの美味しい楽しみ方

炭酸水や水で割って飲む

 シロップ:炭酸水(水)=1:2(または1:3)で割ってジュースとして飲みます。

 梅の主成分クエン酸は疲労回復に効果があるとされ、夏バテ防止も期待できます。市販のジュースも美味しいですが、こちらのジュースは添加物もなく、子どもにも安心して与えられます。

梅ゼリーにする

 我が家のおすすめは、ゼリーです。

 シロップ 100cc

 水 200cc

 ゼラチン 5g

 上記を鍋にかけて、ゼラチンが溶けたら器に移して冷蔵庫で冷やして出来上がりです。子どもと一緒にできる簡単クッキングです。

梅の実はジャムに

 取り除いた梅の実は砂糖と水で煮てジャムにできます。

まとめ

 加工しないと、とても食べられたものじゃない青梅。なんとか食べられないものかと、塩に漬けたり、砂糖に漬けたりと、昔の人は試行錯誤を重ねたのでしょうね。先人の知恵です。

 本や動画では得ることができない、「本物」に触れ、見て、匂いを嗅ぐという体験。わが子には、こういった経験をいくつも重ねて成長していって欲しいなと思います。

 梅は蕾より香あり(梅の花はつぼみの時から良い香りがすることから、将来成功する人は子供の時からその素質が見られるものだ)とあって欲しいものです。

 

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この記事を書いた人

地方在住。
兄(小2)と妹(年少)の二人の子を育てる共働きママです。塾なし・地方・家庭学習のみでもトップクラスの学力を身につけさせたい!
我が家の子育てや暮らしの情報を発信します。
私の経験が、誰かの「参考になった!」となれば嬉しいです。

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