ベビーの頃からずっと読み聞かせをしてきたのに
ひらがなが読めるようになっても、なかなか自分で読むようにならない…
と、お悩みのパパ、ママへ。
絵本は800冊以上、児童書も合わせると1000冊以上は子ども向けの本を揃え、毎週図書館で20冊以上借りて来て、毎日読み聞かせしてきた我が家ですが、うちの息子、本を自力で読みません(泣)。
読み聞かせは大好きなのですが、なかなか自分で読むようにならない…そんな息子になんとか読書って楽しいんだよ!と教えたくて、試行錯誤して探した、読書が好きではない息子も読む、読書への取っ掛かりにおすすめの児童書を紹介します。
筆者は読書大好き本の虫ですが、親子でも似るとは限りませんね
文字を読むのは慣れてきたけど、まだ長い物語はスラスラ読めない/億劫、そんな子たちにピッタリの本ばかりです。
まずは、読書へのハードルを下げる
いずれは文学的な本も好んで読んで欲しい。でも、まずは本を読む習慣から。小学生、男の子は特に読書は苦手(外で遊ぶ方が好き!)という子も多いですが、興味を惹くような本を選んであげると、集中して読み始めることも。
少しずつでも自力読みが始まれば、国語の力がどんどん伸びます!
活字読んでれば今はとりあえずOK!漫画でも絵柄多めでもOKです!
まずは子ども自身の興味を大事に。子どもの読書の好みに駄目だしはNGです。子どもが興味を持てる本・相性が良い本に出会えるまで、根気強く探しましょう。
おばけずかんシリーズ
映画・アニメにもなった大人気「おばけずかん」シリーズは図鑑という名前の童話です。それぞれのおばけが、どんな風に怖いのか、そうならないためにはどうしたらいいのか、ユーモラスな短いお話で紹介しています。
一話一話が完結型なので、どの図鑑から読み始めても「だいじょうぶ!」。学校の図書室でも、新刊が入ると争奪戦になるそうです。
ほねほねザウルス シリーズ
「ほねほねザウルス」は、カバヤ食品から発売中の、恐竜をモチーフとした玩具菓子のシリーズです。そんなほねほねザウルスたちが、お菓子の世界を飛び出して、楽しい読み物になったのが、岩崎書店の「ほねほねザウルス」シリーズ。
主人公は、ティラノサウルスの「ベビー」。親友のトリケラトプスの「トップス」、ステゴサウルスの「ゴンちゃん」と一緒に冒険の旅に出ます。なぞ解き、敵とのたたかいなど、わくわくするストーリーに、迷路やクイズなどが盛りだくさん!
絵柄が多めで、ゾロリ的なノリとギャグ多めのストーリーです。
最強王図鑑シリーズ
「動物界や恐竜界など、各種属の猛者たちをトーナメント方式で戦わせ、最強を決めてしまおう」というコンセプトで作られたシミュレーションバトル図鑑。昆虫は人間サイズに拡大しての参戦です。神話やファンタジーの世界のさまざまな生き物も登場して、男の子にはワクワクどきどきのバトルが展開されます。単純な勝ち負けだけではなく、コラムも充実していて、さまざまな知識も身につきます。
(このシリーズではありませんが、画像左のダイソーで買える「妖怪大百科」は110円とは信じられないクォリティー)
うちはゲームを導入していませんが、Nintendo Switchソフト「異種最強王 バトルコロシアム」にも最強王、登場しています。
バトルカードもあります。お友達が遊びに来ると「最強王!」と言いながら、よくカードバトルしていますよ。
なぞなぞのすきな女の子
当時年長の息子に最初は筆者が読み聞かせをしていましたが、家事など途中でちょっと中断すると、なぞなぞの答えが気になったのか?自分で一生懸命読もうとしていました。今でも、なぞなぞは大好きです。
おおかみとなぞなぞ好きな女の子とのやりとり。パパママ世代も読んだ事がある人も多いのではないでしょうか。長く愛されて読まれているロングセラーです。
なぜ?どうして?1年生
子どものなんで?なんで?に応える本。
ゾウはどれくらいたべるの?アリのすの中はどうなっているの?からだの中はどうなっているの?こんな疑問に低学年向けの言葉で丁寧に解説してくれます。
2年生⇒3年生と学年に合わせて購入できます。
学校の朝読書の時間に読む!と自分で持って行って、読んで帰って来ては、「ママ(パパ)、知ってる~?」と覚えたての知識を披露してくれます(笑)
ゆるゆる図鑑シリーズ
ゆるーいイラストと4コマまんがで、だれでも楽しく生き物の特徴や生態に触れられます。コラムページでは、生き物の生態だけにとどまらない、自然保護や人との関わりなどの情報が紹介されていて、男の子が興味を惹かれることが多い恐竜や昆虫、海の生物などのテーマなど、わが子が興味を持ったテーマの図鑑を購入すると喰いついて読んでくれるかもしれません。
ざんねんないきもの事典
あえて「ざんねん」という言葉が使ってありますが「ざんねんないきもの事典」シリーズは、生き物に少しでも興味と愛情をもってもらえたらと、これまでの本ではあまり語られてこなかった生き物の“意外な一面”を紹介されています。
大人が読んでも「へぇー」という、生き物たちの意外な一面が見られて面白いですよ。
サバイバルシリーズ
大人気の科学漫画シリーズです。漫画部分が多めですが、物語の中でさまざなサバイバル経験をする主人公たち。解説を交え、楽しみながら知識もつきます。
なかなか親の忠告は素直に聞かなくなった年頃でも、危険なときにはどうしたら良いのか、知識として知っておいてもらいたいテーマを選んで買い与えておくと良いかもしれません。
だいぼうけんにでかけよう シリーズ
「だいぼうけんにでかけようシリーズ」は、ページをめくって物語を読み進めながら、幼い冒険者となって村から旅立ち、状況ごとにときどき迫られる選択と分割ページによってお話が枝分かれし、道具を手に入れたり、怪我をしたりしつつ、ゲーム絵本シリーズです。
分岐によってストーリーが変わるので、子どもが飽きることなく何回も繰り返し読んでいます。価格帯としては、少しお高めなので誕生日や何かしらのお祝い事でプレゼントすると良いかもしれませんね。
本を読む環境
本は好みもありますし、親が読んで欲しい本と子どもが読みたい本と、剥離があることもしばしば…
うちの夫はテレビと会話できるテレビっ子なので、一日中テレビがついているのも悪環境。読書の環境を作るには夫婦の価値観のすり合わせも大切なポイントですね。(今はすこーし、改善されましたが)
子ども達には、自分の好きな本を見つけていって欲しいな、と思います^^
子どもの読書量にお悩みの方は、こちらの記事も参考にしてみてください♡
地方在住。
兄(小2)と妹(年少)の二人の子を育てる共働きママです。塾なし・地方・家庭学習のみでもトップクラスの学力を身につけさせたい!
我が家の子育てや暮らしの情報を発信します。
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