【小学生の読解力を伸ばす方法】効果的な方法や学習ポイント・おすすめ問題集【低学年向け】

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小学生の家庭学習
小学生の家庭学習

 こんにちは♡4歳差兄妹を育てるワーママhanaです!

 学校のカラーテストの結果や宿題を見て、お子さんに読解力が足りていない…と感じたことはありませんか?

 算数の文章題や国語の物語文、長文読解に引っかかる新小3の息子を見て、読解力を鍛えるにはどうすれば良いか、私も色々と悩み試行錯誤してきました。

読解力って、やっぱり普段から読書をする習慣がある子でないと伸びない?

子どもの読解力を鍛えるには、どうしたら良いんだろう

 大人でも、「スマートフォンを使うようになって読書に時間を割かなくなった」「考えたことを適切な言葉で表現できない」と感じている方は多いのではないでしょうか。

 本記事では、小学校低学年向けに伸ばすべきポイント、及びそれに伴ったクチコミで評価の高い問題集やドリルの中からおすすめについて紹介していきます!

読解力とは

 「読解力」とは、字の通り「読み解く力」です。

 文章や情報を正確に読み解き理解する力と、相手の言葉やしぐさ、表情から、相手の意図や思いを読み解き理解する力の2つの側面があります。そして、その両面から「必要な情報を確かに取り出す」、「情報を比較し、関連付けて(自分と結び付けて)整理する」、「自分なりに解決し、知識を再構築する」というプロセスを、どの発達段階においても意識して「読み解く力」を育成していくことが大切です。

学習のポイント

 2018年のPISA(OECD生徒の学習到達度調査)で、日本の生徒の読解力が過去最低の15位に下がったことが報じられて以来、子どもの読解力低下がますます問題視されていますね。

 読解力を伸ばそうと思えば、塾や学校にお任せせず、家庭での日ごろの努力が重要になってきます。

音読

 小学生では、文章を読む際まだまだ読み飛ばしが多い傾向にあります。学校では毎日音読の宿題がでますが、「声に出してよむこと」は基本中の基本です。

 

hana
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毎日となると聞かされる親もしんどいものですが、文脈や文章の大切なポイントを読み間違えていないかチェックする良い機会です

 正しく文字を追えているか。つっかえたりしていないか。しっかり聞いてあげてください。

 同時に、「読む量を増やす」ことも大切です。なかなか読書をしない子、特に男の子にその傾向は強いですが、読むなら導入は漫画でも良いです。(もちろん、後々は文学的な本も手に取るようになって欲しいですが…)

 こちらの記事では、なかなか読書をしなかった息子やその周りのお友達でもよく読んでいた本を紹介しています。参考にされてみてください。

指示語

 いわゆる「こそあど言葉」です。

「こそあど言葉」は代名詞や指示詞を表現するために用いられ「物事を指し示すときに使う言葉」と定義されます。 具体的には、「これ」「それ」「あれ」「どれ」など指示語の総称のことです。 こそあど言葉は、日本語において特定の対象を指し示す役割を持ち、話し手や聞き手の視点からその対象を位置づけます。

 お子さんはきちんと文章中の「あれ」「それ」が何を指しているか理解されていますか?

 一例を挙げておきます。

これ、この、ここ、こちら
それ、その、そこ、そちら
あれ、あの、あそこ、あちら
どれ、どの、どこ、どちら

おすすめは、こちらの問題集です。基本から応用まで幅広く学力が鍛えられます。

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ハイレベ100国語 2年生

 満点が取れるようになるまで、しっかり繰り返してやらせてください。

接続詞、助詞

 「つなぎことば」です。

 【例】「だけど」「でも」「さらに」「そして」など。

 なぜ接続詞の意味を理解することが必要なのかというと、ここの理解がないと文章の意味を正しく理解することができません。

 接続詞は以下の6種類に分けることができます。

①順接(じゅんせつ) 「そこで」「それで」「したがって」など。

②逆接(ぎゃくせつ) 「でも」「けれど」「ところが」など。

③並立・累加(へいりつ・るいか) 「また」「および」「さらに」など。

④対比・選択(たいひ・せんたく) 「もしくは」「それとも」など。

⑤説明・補足(せつめい・ほそく) 「つまり」「なぜなら」など。

⑥転換(てんかん) 「ところで」「では」「それでは」など。

 つなぎのことば(接続詞)をマスターすると、文章問題や作文で必要な論理力(筋道を立てて理解したり、説明したりする力)も併せて身につけることができます。

 助詞もあわせて学習しましょう。助詞とは、名詞や動詞などと結合して、文の意味や構造を明確にする単語のことです。

【例】たろうくん、友達からまっすぐ帰る。

 赤文字の言葉が助詞になります。「は」と「わ」、「お」と「を」、「へ」と「え」の使い分けはしっかりできていますか?

 上記のハイレベ100がまだ難しい、ひらがなが読める年長さんや小学一年生におすすめなのが、こちらの問題集です。

 

 問題を解いたあとは、「前の文と後ろの文がどういう関係だから、このつなぎことばになる」ということをしっかり確認してください。

5W1H

 5W1Hとは、「When:いつ」「Where:どこで」「Who:だれが」「What:何を」「Why:なぜ」「How:どのように」といった英単語の頭文字を取った思考整理のフレームワークです。中学時代、英語の授業で覚えた方も多いのではないでしょうか。

 5W1Hの質問に答えるには、物事を筋道立てて考えて情報をまとめる力が必要です。

 これは、普段からの親子の会話で伸ばすことができます。

 例えば旅行にいったとき。「旅行、楽しかったね」だけに終わらせず、具体的に「家族で/海に行って/泳いだ」=「誰と一緒に?/どこに行って?/何をした?」ことが楽しかった?、のように意識して会話することで、子どもの表現力がグッと上がります。

 

 ふくしま式は、ベーシック版が1~3年生向けです。その後、1→2と取り組むのがおすすめです。

「つまり?」「ちがいは?」「たとえば?」と、読解の基礎を学ぶ内容になっています。

読解力アップに特化した問題集

 我が家でも年長さんの時から子どもに使っていた問題集です。

 【読書】と【ドリル】が一冊になっており「おはなしを読むのが楽しい!」と好評でした。世界の話や童話など、たくさん種類があるので、お子さんの興味のある分野のお話しについてのドリルから選ぶことができます。

hana
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一話が短く気軽に読めるので毎日楽しく続けられます。

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 上記ハイレベ100国語の読解力に特化した問題集です。最後の方になると、かなり長い長文になってきます。普段の学習にプラスαして取り入れてみてください。

小学生新聞を購読する

 小学生新聞は、読売、朝日、毎日が発行しています。

 我が家は小学校入学当初、朝日小学生新聞を取っていましたが、共働きの中、絵本の他に、毎日、新聞まで読み聞かせる事に限界を感じ、週に1回発行の読売KODOMO新聞に切り替えました。

 実際に、新聞を読む子はそうでない子に比べ学力が高いことがデータとして出ています。子どものために新聞を取っている家庭は、新聞代に限らずそもそも教育自体に費用をかけている家庭が多いでしょうから、新聞を読むから賢くなる、とは一概に言えないと思いますが、新聞を読むことで得られる知識の差は多少出てくるのではないかなと思います。

 毎週木曜日発行で、ひと月550円なので家計にも優しい金額です。

オンライン塾

 なかなか家庭で勉強を見てあげられない…

 でも塾に通わせるのは敷居が高い…

 そんな場合は、オンライン塾もおすすめです。東進オンライン学校 小学部は、読解力を鍛える内容となっています。理解を進める「授業」と、理解度を確認する「確認テスト」で”わからない”を残さず、 さらには「月例テスト」でチェックして理解を定着させるシステムで、学力をぐんぐん伸ばします。

 

hana
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全国統一小学生テストを主催する四谷大塚のトップ講師の授業を受けることができます。

 受講料は、1~2年生はひと月あたり1,980(税込み2,178)円、3~6年生は2,980(税込み3,278)円からです。現在、10日間お試し入会キャンペーン実施中です。

まとめ

 読解力をつけることは毎日の積み重ねが大きいです。特に読書習慣は大切ですので、ぜひ読書の時間を積極的に取るよう家庭でも働きかけるようしてください。

 読解力を鍛えるには、並行して語彙を増やすことや漢字の読み書きも重要になってきます。

hana
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国語の力が伸びると他教科の成績も比例して上がります!

親子で頑張って伸ばしていきましょう♡

漢字についてはこちら

語彙力についてはこちら

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この記事を書いた人

地方在住。
兄(小2)と妹(年少)の二人の子を育てる共働きママです。塾なし・地方・家庭学習のみでもトップクラスの学力を身につけさせたい!
我が家の子育てや暮らしの情報を発信します。
私の経験が、誰かの「参考になった!」となれば嬉しいです。

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