ヘアドネーションしました!/体験談/長さ/送り先/良いことをした、で終わらせてはいけない

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子どもとの暮らし
子どもとの暮らし

 先日、約3年強~4年弱伸ばし続けた髪がヘアドネーションができるまで長くなりましたので、バッサリカットし、寄付させていただきました。

ヘアドネーションとは

ヘアドネーションとは

 SNSやメディアで目にすることも多いヘアドネーション。

 伸ばした髪の毛を、小児がんや様々な理由で髪の毛を失った子どもの医療用ウィッグの素材として寄付するボランティア活動のひとつです。

 ヘアドネーションはアメリカの団体Locks of Loveなどが行っていた活動で、日本では2009年に国内初のヘアドネーション団体であるNPO法人Japan Hair Donation&Charity(JHD&C)が発足しました。

 現在、JHD&Cのほか、NPO法人HERO、株式会社グローウィング つな髪プロジェクトという3団体が日本でヘアドネーションを主催されています。

 寄付する髪の毛の条件

 「31cm以上の長さがある」

 「髪が完全に乾いている」

 「軽く引っ張っただけで切れてしまうなど極端なダメージ毛はNG」

 カラーリングやパーマなどのケミカル処理をしていたり、白髪・くせ毛といった方でもヘアドネーションに参加できますが、このあたりの条件は各団体によって異なりますので、注意されてくださいね。

JHD&Cつな髪HERO
ヘアカラー暗めなら〇
ブリーチ×
縮毛矯正
パーマ
×
白髪×
くせ毛×

髪の毛をカットする

 賛同サロン以外でカットする場合は、必ず事前に確認して予約してくださいね。賛同サロン以外では、カットした髪の送付は自分でするのが前提です。

 

hana
hana

私は確認せずネット予約してしまいましたが、快く受けてもらえました。

施術できないと断られる場合もあるので、事前に電話で確認した方が良いです!

 

 濡らすとカビが生える原因になってしまうとのことで、シャンプー前にドネーションする部分の髪をカットしていきます。

 ゴムで適量ずつ髪を一束にしてカットしてもらいます。

 

hana
hana

私の髪ではこのくらいの長さを取れました。

現在は肩に付くか付かない程度のボブヘアになっています。

 短い髪が混ざっていても、束の一番長い部分が31cm以上あれば良いそうです。

 美容師さんには、JHD&Cさんのヘアドネーションの方法 (jhdac.org)を見せると、よく理解してもらえると思います。

 賛同サロンにお願いする場合は、各団体のホームページに「賛同サロン検索システム」があるので、そちらから検索できます。

賛同サロン検索<ドネーションサロン>|Japan Hair Donation & Charity【ジャーダック JHD&C】 (jhdac.org)

髪の寄付 美容院でカット – つな髪® ~ウィッグの贈り物で広がる輪~ (organic-cotton-wig-assoc.jp)

賛同理美容室|ヘアドネーション|NPO法人HERO

ヘアカット後・送付する

 美容室で切ってもらった毛束をゴムで一つにまとめ、ビニール袋(ジップロックなど)に入れ、ドナーシート(任意)と併せて送付します。つな髪では、ビニール袋にも入れずそのまま直に封筒に入れて欲しいとのことです。

 各団体とも「レターパック(日本郵便)」や「宅急便コンパクト(ヤマト運輸)」などの追跡機能がついた送付方法を推奨しています。 

hana
hana

私はクリックポストでJHD&Cさんに送りました。

送付先

JHD&C

〒530-0022 大阪市北区浪花町13-38 千代田ビル北館7A
NPO法人JHD&C事務局

〒640-8226 和歌山市小人町29番地 和歌山市あいあいセンター福祉交流館3F
和歌山市社協・ボランティアセンター内
白百合美容室係

つな髪

〒530-0001 
大阪府大阪市北区梅田3丁目3−45 マルイト西梅田ビル5F
 (株)グローウィング つな髪

HERO

〒981-8003
宮城県仙台市泉区南光台2丁目13-1
NPO法人HERO ヘアドネーションプロジェクト係

まとめ

 長く伸ばした髪を切るのは勇気がいりましたが、夏に向けて現在はとてもサッパリしています。

hana
hana

 今までシャンプーは3プッシュ、コンディショナーは何プッシュしているか分からないほどでしたが、今はどっちも1プッシュで良くなり感動しています…!ドライヤーもラク!!

 ヘアドネーションするにあたり、様々にネット上の情報をあらかじめ見ていたのですが、「ヘアドネーション 意味ない」などの意見もあります。

 また、JHD&C代表理事渡辺貴一さんのインタビュー記事を拝見し、髪の毛が生えている圧倒的マジョリティーが、髪がないマイノリティーに対して、ウィッグが必要だという無意識の押し付けになっているのではないかと自問する渡辺さんの言葉が心に残りました。

ヘアドネーションという罪。「いいこと」がもたらす社会の歪みについて | ランドリーボックス (laundrybox.jp)

 「私はヘアドネーションをしました、いいことをした」は本質的な解決ではない。

 本当にその通りだと思います。私はそれでも、髪の毛を寄付する方を選びましたが、髪がない子どもが、「ウィッグ着けたほうがいいのかな」と不安になることがない社会を目指すのが本当なのだと思います。

 未来を生きていくわが子達にも、多様性を認める社会について伝えていきたいと思います。

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この記事を書いた人

地方在住。
兄(小2)と妹(年少)の二人の子を育てる共働きママです。塾なし・地方・家庭学習のみでもトップクラスの学力を身につけさせたい!
我が家の子育てや暮らしの情報を発信します。
私の経験が、誰かの「参考になった!」となれば嬉しいです。

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