【まさかの落雷被害】車に雷が落ちた！損害額は２３２万円！保険は使える？いくら出た？【実体験】

　全国各地で異常気象が見られるようになりました。比較的、車内は雷が落ちても安全だと言われていますが、まさかの自分の車に雷が落ちて車が全損!! と、なってしまったので、記録に残しておこうと思います。

　ネットで検索しても、体験談など全然出て来ず、保険会社の担当者も、修理に持ち込んだディーラー（修理工場）も「初めて扱います」とのことで（白目）

　このブログは普段子育てに特化して書いておりますが、体験としてレアっぽいので、自身の記録と、今後、どなたかの参考になるよう書き残しておきます。

車に落雷！

　朝、職場近くの駐車場に車を駐車し、夕方仕事を終え戻って来ると、ドアが開かない！車が動かない！

　

と、当初は思い、夫の車に救援に来てもらい、バッテリーを繋げてジャンプスタートを試みるもエンジンかからず。

と、その日は仕方なく車を置いて帰り、また翌日。普通車に乗っているお友達に事情を話して救援に来てもらうも、やはりかからず。

仕方がないので、ロードサービスを依頼しました。

自動車保険にロードサービスがついていた

　最初は、JAF（しか思いつかなったので）にレッカー移動を頼もうと思いましたが、なんと契約している自動車保険にはロードサービスが無料付帯でついていました。特約がいるのかと思っていましたが、念のため調べて良かったです。（調べなかったら、数万円損してたところだった！）

　SBI自動車保険の場合です。

　サービスや契約内容も人身や物損以外ロクに把握せず契約していたので、こういうサービスが付いていると知れたのは良かったです。（自分が事故に遭う/起こすまで、普段なかなか意識することはないですよね…）

　ロードサービスの業者さんにも見てもらった結果、バッテリーには問題は無く、理由は分からないが何らかの原因でヒューズが飛んで電気が流れないのではないか、と結局レッカー移動して最寄りの修理工場に運んで調べてもらうことになりました。

　

一番安い自動車保険がわかる！

まさかの原因は落雷で、車の電気系統が全部逝った！

　ここで初めて、原因は落雷では、と言われます。

　アンテナが折れ、中の部品が焼け焦げていることを工場の方に指摘され、

と流石に呆然とする私…

　焼け焦げたアンテナ部分。その後、止めていた駐車場に行くと、折れたアンテナが落ちているのを発見…

　調査と修理費用の見積もりをそのままお願いすることになりましたが、「恐らく費用が高額になるので車両保険の内容を確認しておいた方が良いですよ」と言われました。（ガクグル）

落雷による損害でも保険は出る？

　結論としては、車輛保険を付けていれば保険金は出ます！

　自動車保険の担当者からも、「今回の被害は落雷によるもので間違いないだろう」と認定が出て、車両保険金の対象と無事なりました。

　落雷って認められなかったらどうしよう…と連絡があるまでの数日はドキドキ過ごしていましたが…

　　掛けている車両保険の限度額までは出るようです。（免責額等は契約によりけりのようですが）

　また、私の場合、保険料は車両保険をつけて年間３万円ほどだったのですが、保険を使うと一等級下がり翌年同条件で契約した場合は４万２千円ほどになるとのことでした。（三等級事故ではないので、一年後に元に戻るそうです）

被害額（修理費用）は驚愕の２３２万円

　落雷の衝撃によりバンパー？車の天井部分はへこみ、電気が走ってはいけない方向に走ったことで、（ハイブリッド車だったこともあるかもしれません）車の電気系統が全て駄目になってしまい、そのうち保険会社が認定してきた修理費用が１８０万円で、掛けていた車両保険の金額を上回ったことで全損（経済的全損）となりました。

　購入から７年目の車で、修理をしても、今後落雷によりどんな不具合が出てくるか不明なため、乗り続けるより、保険金を頭金にして新しい車を購入した方が良いのではないかと、まさに青天霹靂のなか、早急に車を買い替えることとなってしまいました。（親が孫のためにと買ってくれた車だったので、愛着はあったのですが…）

　

人身被害はなかったことが不幸中の幸い

　車内は落雷に対して比較的安全だと言われていますが、今回は誰も乗車していなかった際の事故だったため怪我人などいなかったことが幸いでした。

　事故後の後処理としては、保険会社から委託を受けた会社に車の所有権を移転し、保健会社からは車両保険の全金額。委託会社からリサイクル税？の還付、県税事務所から車の税金の還付を受けました。

　

　滅多にないケースだと思いますが、こんな事あるんだなぁ、自動車保険の内容ちゃんと確認しておこう、と思う切っ掛けになったら良いなと思います。