長かった冬を超え、あっという間に過ぎ去る春。既に夏を間近に感じるこの頃です。
野菜作りって知育に良さそう!でも少し難易度が高いなぁ
というお悩みはありませんか? 当記事では、雑・適当・面倒くさがり、三拍子揃った筆者でも毎年育てられる!というより勝手に育ってくれる簡単野菜と、家庭菜園が知育にどのように良いのか、子どもの心と体にどのように影響を与え、メリットがあるかを紹介します。
子どもの観察力を高める
家庭菜園をすることで、植える・育てる・収穫するという作業から子どもたちは植物や土、天候などの自然に触れることができ、さまざまな発見や学びを得ることができます。
例えば、種から育てた野菜や果物がどのように育っていくのかを見たり、土や肥料の役割について学んだり、水や日光の必要性を理解することができます。小学1年生では学校で朝顔を育てますが、大人としては、どうせなら食べられる物を植えたいですよね(笑)
観察力を高めるには視覚的な情報だけでなく、四季の変化、匂い、感触など五感をフルに使うことが重要です。
「トマトはどうやって実をつけるの?」
「季節によって植える野菜は変わるの?」
「芽はいつ出てくるの?」
家庭菜園を通じて子どもはたくさん疑問を持ちます。このような疑問を解決するためには情報収集が必要になってきます。一緒に図鑑を見たり、本で学んだ知識を実際に活用することで、野菜が上手に育った時には成功体験にも繋がります。
食育に良い
収穫した野菜や果物を使った料理を作ることで、子どもたちは食べ物や栄養の大切さについても学ぶことができます。家庭菜園なら、農薬や化学肥料を使わない安心な野菜を育てることも可能です。
実際の収穫を通じて
「これは夏に採れる野菜だ」
「これはあの野菜の葉っぱ!」
と体験に基づく知識が身につくことも魅力ですね。野菜嫌いの子でも、自分が育てた野菜なら食べてみようという気持ちにもなるかもしれません。
SDGs
外で野菜を育てると土や虫、草、人間以外の生態系に触れることになるので、自然現象への興味を育む良いきっかけとなります。子どもの探求心や好奇心は、後々の学習効果を大きく伸ばす原動力となります。
筆者の子は親が苗を植える横で、延々とダンゴムシを捕まえる作業に没頭していた時期もありました…(白目)
本当に虫が苦手で…という方も、見慣れると可愛く思える…かもしれません(笑)
野菜を決める(春植え・苗から育てる)
庭がない、マンション住みという方にも取り組みやすい、プランターで育てられる野菜、果物です。草取りも脇芽摘みもなかなかしないズボラな筆者でも毎年育てられているものばかりですので、是非参考にしてください♬
ミニトマト & バジル
難易度 | ★ |
最強の組み合わせ、育てやすさです。たくさん実をつけさせたいと思えば脇芽を摘んだりする必要がありますが、放っておいてもよく育ちます。夕食にあともう一品、という時にもパッとちぎってきてモッツアレラチーズなどと合わせてオリーブオイルと塩で和えて簡単にひと品出来上がりです。
青じそ
難易度 | ★★ |
これも苗を植えておくだけで、よく育ちます。露地栽培にすると翌年には零れた種から勝手に育つくらいのたくましさです。難点は虫に喰われやすいこと。人間が食べて美味しいと思う葉っぱは虫にも美味しいのでしょうね…。夏のそうめんの時期には重宝しますよ~
ブルーベリー
難易度 | ★★ |
プランターよりも露地の方がよく育ちます。ブルーベリー用の肥料など使うとよく実がつきます。難点は、ミニトマトや青じそ(100円前後)などと比べて少し高価(1500円~)だということでしょうか。でも、一度植えれば毎年実がつきますのでトータルとしてはコスパが良いかもしれません。
挫折した野菜編
- なす(小~~さな実が一本できて終わりました)
- きゅうり(細~~い曲がりくねった実が2本くらいついたかな…)
- リーフレタス(虫に食べられていつの間にか無くなっていました)
- じゃがいも(煮ても焼いても堅かった…)
- ゴーヤ(よく育ちましたが、そもそも家族全員嫌いでした)
道具を揃える
深いプランターとホームセンターで売っている野菜用と書かれた土ならけっこう何でも大丈夫です。(本格的にしようと思ったらPh値を見たり野菜によって石灰の量や土を選ぶ必要がありますが)
家庭菜園は、子どもたちにとって知育だけでなく、心身の健康に良い影響を与える素晴らしい活動です。ぜひ、ご家族で一緒に取り組んでみてはいかがでしょうか。
地方在住。
兄(小2)と妹(年少)の二人の子を育てる共働きママです。塾なし・地方・家庭学習のみでもトップクラスの学力を身につけさせたい!
我が家の子育てや暮らしの情報を発信します。
私の経験が、誰かの「参考になった!」となれば嬉しいです。