赤ちゃんに読み聞かせをしたいけれど、どんな絵本を選んだら良いんだろう?
と、書店で迷ってしまった経験はありませんか?
自宅に所有する絵本は800冊以上、児童書と合わせると子供向けの絵本は1000冊以上所有し、毎週20冊図書館で絵本を借りてきて毎日読み聞かせをしてきた筆者が、子どもに読んで反応が良かったおすすめの絵本について紹介します。
0歳の赤ちゃんに選ぶ絵本のポイント
- 音とリズムが良いもの
- オノマトペ 自然界の音や声、動きを音で表現したもの。擬音語、擬態語。
- 赤ちゃんは「ぱ行」や「ば行」「ま行」が好きです
- 繰り返す音の響きが良いもの
- 親子で歌える絵本
- 親子でスキンシップを取るきっかけになる絵本
- 「だっこ」や「ぎゅー」、「チュウ」など親子で触れ合っている内容
- 顔の表情がハッキリした絵柄
- カラフルなもの
- 生後間もない赤ちゃんの視力はまだ弱く、まだ周囲がはっきり見えていません。色がハッキリした絵本を選ぶのがおすすめ
産後は忙しくなるので、妊娠中に生まれてくる赤ちゃんのために
読んであげたい絵本を揃えておいても良いですね♬
じゃあじゃあびりびり
赤ちゃんのファーストブックとしてもおすすめです。
みずの「じゃあじゃあ」
かみの「びりびり」
ふみきりの「かんかんかんかん」
ねこの「にゃんにゃん」
よく吟味された擬音語が使われています。ページが厚紙でできており、本の角も丸くカットしてあるので、何でも口に入れてしまう赤ちゃんでも安心。私自身に読み聞かせされていた(数十年前の)同書はペラペラのものだったので、アップデートされているのですね。「このえほんは ○○ちゃんの えほんです」というのも子どもにとって嬉しいようです。
だるまさんシリーズ
柔らかそうな丸くて赤いかたまりが、伸びたり縮んだり、転んだり。目をつぶったり、開いたり、笑ったり。おまけに「ぷっ」とする。だるまさんを知らない小さな子でも惹きつけられてしまいます。 「だーるーまーさーんーが」と読むと体をゆらゆらさせて、だるまさんと一緒になって、どてっのところでは体を横にして「どてっ」と笑います。リズムや絵を楽しんでいる様子を見るのがうれしくて、よく手に取る絵本でした。あまりにも子ども二人が好きすぎてボッロボロになり3回買いなおした絵本です。
もこ もこもこ
親が最初に目を通したときは「?」。ところが、子どもに読んだ時には大喜び。擬音語だけの絵本。大人と子供の感覚は全然違うんだな~と思い知らされた一冊です。配色がとてもキレイなので、子どもの感性を磨くにも良さそうです。
ママだいすき
「あ、ママだ」「おにょ むにょ」「だっこ だいすき」。美しい色合いの世界で、大好きなママと過ごす動物の子ども達。絵本の中に幸せな時間が流れています。色彩感覚は0歳の時にかなり育つようなので何度でも見せてあげたい作品です。
まるまる ぽぽぽん
リズミカルなで、オノマトペもたっぷり、カラフルな絵も楽しいです。丸が「ぐにーん」と伸びるページでは、赤ちゃんもビックリ。「ポンポンポンポンポーンポン」シンプルな表現の絵本ですが丸の躍動感が伝わります。
どんないろがすき
歌いながら何回も読みました。「どんないろがすき」「ぜんぶ」のところは、どんなふうに描いてあるのかな?と、ワクワク。NHKの番組でも、歴代のうたのお兄さん、お姉さんが現在にいたるまで歌い継いでいる名曲です。
いろいろばあ
絵の具のチューブが登場して。「いろいろ…ばあ!」真っ赤な色の絵の具が元気よく飛び出します。赤と青が一緒に飛びだすとなんと紫に。混色って、ちょっとした魔法みたいです。絵も余分なものはなく、赤ちゃんが見やすそうです。
しましまぐるぐる
深いストーリーはないけれど、見ていて楽しい本です。黒、白、赤といったコントラストの強い配色の線や形、目や口がある「顔」の絵で構成された赤ちゃん絵本なので、まだはっきり見えていないねんねの頃からとても嬉しそうに見ていました。
くだもの
ページをめくるとまずどーんと丸ごとの緑のスイカ。さらにめくると、カットされた真っ赤なスイカが「さあ どうぞ」と差し出されます。離乳食がはじまって食べ物に興味が出はじめたら、ぜひ手にとってほしい1冊です。みずみずしく描かれた果物と、それを食べる時に切られた状態の絵が見開きで描かれ、絵だけでも、ただただ美しい作品です。
お?かお!
しかけを動かすと、表情が変わるしかけ絵本です。赤ちゃんが1番最初に認識するのが「かお」。
赤ちゃんの目が最も反応しやすいのが「うごくもの」だそうです。この絵本は、両方の要素を備えています。自分では動かせない時期は、親が動かして表情を変えていましたが、自分で動かせるようになるとまた喜んで触っていました。
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いないいないばあ
ページ数・文字の少ない絵本なので月齢の小さなお子さんでも集中して見ている間にあっという間に終わります。絵も味があって、動物の表情が愛嬌があってかわいい。さいごの「のんちゃん」のところを自分の子どもの名前にして読んだりもしました。
きんぎょがにげた
対象年齢は2才~4才となってはいますが、0才からでも十分に楽しめると思います。文章を楽しむというより、本当に絵が楽しい。文字は大きく、読み聞かせやすいです。月齢に合わせて子どもの反応も「あ!あ!」と指さすようになったり、変化を感じられます。
こどもずかん
どうぶつ、のりもの、むし、からだなど、子どもたちが大好きなジャンル別に、名前や姿を紹介。ページいっぱいに、かわいいイラストがずらり並びます。はじめて図鑑としておすすめです。
ぺんぎんたいそう
「いきをすって~ はいて~」「くびをのばして~ ちぢめて~」「おなかと あたまを ぴったんこ!」「おしりを ふって~ また あした」ぺんぎんたちの楽しい体操。ペンギンの動きがとってもかわいらしくて思わず笑顔になってしまいます。赤ちゃんと一緒に同じ動きをして遊べば、すごく良いコミュニケーション作りができてしまう1冊です。
おばけのばあ
だあれ だあれ いない いない ばあ! ……そして さいごには おばけも あらわれて…!?いろいろな動物たちなどが登場し、いないいないばあをする趣向です。おばけもみんなと同じ、というメッセージに納得です。
もいもい
「もいもい」というワードを繰り返すものです。不思議なもので、本当に子どもは釘付けで何度も読みました。大人がみると変わった形だなと思うだけですが、形も少しずつ変わっていくし、文字もいろいろと変化もしています。「もけらもけら」「あおちゃんときいろちゃん」等が好きな人にはおすすめの絵本です。
くっついた
子育て中でしか味わうことのできない喜びを教えてくれる絵本です。くっつくことの幸せ、楽しさ、面白さ、あったかい感じが実感できます。三浦さんの絵本は最後はよくママが登場しますが、この絵本はパパも必ずくっつけるので、反応が楽しい絵本です。
しろくまちゃんのほっとけーき
誕生から40年以上も経つロングセラー絵本『しろくまちゃんのほっとけーき』には、大好きな理由がたくさんつまっています。ぽたん どろどろ ぴちぴち ぷつぷつ やけたかな? まだまだ。オノマトペが楽しい一冊。ホットケーキも美味しそう~!
にこにこ
いつもにこにこ、 左右対称のはっきりした顔。白と黒や赤の強いコントラストの規則的な模様。どのページもカラフルで本当に可愛いです。Sassyのおもちゃは可愛いので持っておられる方も多いと思いますが、絵本もオススメです!
おやさいどうぞ
「じゃがいもをしゅりしゅり」「にんじんをしゅしゅ」リズミカルな言葉に合わせ、しかけ扉をめくると野菜の中身が 現れるしかけ絵本です。前半はカレー、後半はサラダ。
カレーライスを、「おいしい おやさい はい どうぞ」とすすめられるのが、食育によさそうです。
後から思い返すと、なんて幸せな時間だったんだろう。
赤ちゃんへ読み聞かせするのにピッタリの絵本が見つかりますように。
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地方在住。
兄(小2)と妹(年少)の二人の子を育てる共働きママです。塾なし・地方・家庭学習のみでもトップクラスの学力を身につけさせたい!
我が家の子育てや暮らしの情報を発信します。
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