【小学生 語彙力アップ】効果があった方法・小学校低学年向け【おすすめ教材】

✧˖°本記事のリンクには広告が含まれます・*☽
小学生の家庭学習
小学生の家庭学習

 

 国語の基本は、読解力と語彙力です。

 でも、小学生の語彙力アップ…簡単に言っても難しいですよね。語彙力とは、どれだけたくさんの単語(言葉の意味)を知っているかということです。ことわざや四字熟語、慣用表現を知っていることも語彙力に含まれます。分からない単語が多ければ多いほど、全体の意味を読みとることが難しくなりますので、語彙力が低いと読解問題を読み解く弊害ともなってしまいます。

 国語が苦手な人は、文章中に出てきた知らない単語やよくわからない表現を読み飛ばす傾向にありますが、これを「文章をよく読め」の一言で片づけてはいけません。国語の語彙力は算数の計算力と同じです。計算ができないのに文章問題や図形の問題といった応用問題が解けるはずがないからです。

 国語が得意になると、他教科の成績も向上します。特に算数などは近年、思考力系問題や長文の応用問題への対応など、結局は問題を読み解く国語力に頼る部分も大きいからです。

国語が大切なのは分かっているけど、単純に小学生の語彙力を上げるには?

hana
hana

小学校低学年の子と未就学児を育てるhanaです。

我が家で取り組んで効果があった方法や教材などを紹介します!

参考にしてみてください♬

語彙力メインの問題集をまずは1冊買おう

ことばプリント

 てっとり早く、テストの語彙問題で点を取れるようにしたい!場合、こちらの問題集を繰り返し解くのがおすすめです。小2の息子が今使用しているのは、1・2年生用ですが、この学年あたりで知っていてほしい言葉をまとめてあります。上の学年向けのものもあります。3・4年生向けは振り仮名がふられていないので、ご注意ください。

内容

 似た言葉の使い分けを問う問題や、体の部位など正確に答えられるようになっておきたい語彙がそれぞれまとめてあります。

 ほぼ選択式なので「なんとなく」回答して正解だった、というパターンも出てくると思います。なので、本当に意味を理解しているか、都度親が内容に目を向ける必要はあると思います。

 子どもが知らなかった言葉の炙り出しに最適です。

B6サイズで小さめ

 見開き2ページを1回分としても、数分でできる取り組みやすさです。サイズも小さいので、出先でちょっと暇になってしまった、という時などに、手帳サイズなので持ち運びにも便利です。

うんこドリル ごい・ことば

 小学生に大人気のうんこドリルは、取っ付きやすい内容と難易度で勉強が嫌いなお子さんにもおすすめです。

 全てのページに「うんこ」が登場し、興味を引きつけるうんこ問題で、お子さまが自分から学習を進めていく力が自然と身につきます。低学年で知っておきたい、身の回りの物の名前や動作の言葉を厳選して出題しています。「仮名遣い」や「文の組み立て」など、つまずきやすい文法についてもしっかり学習でき、言葉や文を書くための基礎知識が定着します。

内容

 問題を進めながら貼っていくイラストシールや、ルールに従って言葉を書いていくボードで、楽しく学習を進めることができます。

漢字の書き取りの時に辞典を引こう

小学生の新レインボー漢字読み書き辞典

 小学生は漢字の書き取りが宿題で出ますね。その宿題をこなす際、「漢字読み書き辞典」を引きながら学習を進めてみてください。新しい熟語を覚えるきっかけになります。小学生の新レインボー漢字読み書き辞典 は、小学生で習う漢字だけをおさめてあり、学年ごとに分けられ、音読みでアイウエオ順に並んでいるので、低学年でも引きやすいです。

hana
hana

うちのワンパク坊主はそもそも字を書くこと自体を億劫がるので、

辞書引きも親が声をかけながら…です(汗)

内容

 読みの他、熟語をいくつか使い方とともに並べてあるのがポイント高いです。また、「ことばのちしき」として、なかまの漢字・言葉をまとめて覚えてしまえるページがあるのも良い点です。全ページ、フルカラーで絵柄も入っていて、小学生にも扱いやすい仕様となっています。

 知らなかった・読めなかった熟語をピックアップして、漢字の練習帳に書かせています。息子のクラスでは「じがく(自学)」として宿題以外に取り組んできた学習を提出するとシールがもらえるそうで、これは割と反抗せずやっています。

読書 × 体験を大事にしよう

 語彙力を伸ばすには、まずはやっぱり何より読書です。また、低学年のうちは音読の宿題も大切にすべきです。音読では読み方や単語の意味、文脈や文章の切れ目を考えながら読むことが必要になるため、自然と、文章の構造や展開を考えるようになるからです。

 古典の暗唱について書いた記事です。参考にしてみてください♬

 語彙を増やすには、実際の体験と結び付けて言葉を使えるようにするため、実体験も大切にしていきたいところです。なぜなら一度でも触れたことがあるものは親しみがあって理解が早いからです。そもそも海、山、川、水田、虫など言葉自体に意味があるわけではなく、言葉は脳内の経験と結びつくことで意味を獲得します。脳内の経験が豊かであれば、言葉が頭に入ってきたときに意味を理解します。子供が小さいうちほど親子で色々な場所へ出かけたり、様々な経験を一緒にしていきたいものですね。 

 うちの愚息は読み聞かせは未だに大好きなのですが、なかなか本を自力読みしません…2年生になり少しずつ向上してきましたが。学習面で言えば、読解力は学年相応以上にある方だと思いますが、速読できないので、全国統一小学生テストなど長文を読ませるテストになると最後の問題まで行きつく前に終了時間が来てしまいます。普段から読書をして文章を読むことに慣れている子とは、そういう点で差が出てきてしまっているなと感じます。

 親としても、親が読書する横で本人に読書を促すよう心がけている日々です。こちらの記事は、うちのようなお外が大好き!ドッジボール大好き!な低学年ワンパク男子も読みやすい本です。

 小学生になっても望む子には、絵本の読み聞かせを是非してあげてください。また、少し年齢より上目の児童書も親が読み聞かせることで、知らない言葉も親がかみ砕いて説明できるので語彙力アップに繋がります。

【年齢別】絵本・児童書セット〜絵本ナビベストセレクション〜

hana
hana

こちらは親の方から働きかけた方法がこちらの記事です

語彙力アップカードを使おう

 全国統一小学生テストで偏差値65以上を狙うお子さん、中学受験を見据えているご家庭には、こちらの語彙力アップカードがおすすめです!切って、リングにはめるまで面倒ですが、いわゆる単語帳感覚で持ち運びも手軽ですし、隙間時間にゲーム感覚で取り組めます。

 言葉とその意味をおぼえるだけでは、実際に言葉は身につきませんが、言葉を例文に当てはめるという形式で問題を作成してあり記憶に残りやすそうです。

 3年生以降、取り組みたい教材です。子どもに語りかけるような表現で,「考える」ことの大切さを説く文があちこちに載っています。

小学生新聞を購読する

 小学生新聞は、読売、朝日、毎日が発行しています。

 我が家は小学校入学当初、朝日小学生新聞を取っていましたが、共働きの中、絵本の他に、毎日、新聞まで読み聞かせる事に限界を感じ、週に1回発行の読売KODOMO新聞に切り替えました。

 3,4年生以降、自分で新聞を読めるようになってからは、ニュースもしっかり理解できるようになっているので、毎日発行で内容も濃い朝日小学生新聞の方がおすすめかもしれません。新聞を読むと、物語文を読んで身に付く語彙以外に、論説や作文向けの語彙が身に付きます。

 実際に、新聞を読む子はそうでない子に比べ学力が高いことがデータとして出ています。子どものために新聞を取っている家庭は、新聞代に限らずそもそも教育自体に費用をかけている家庭が多いでしょうから、新聞を読むから賢くなる、とは一概に言えないと思いますが、新聞を読むことで得られる知識の差は多少出てくるのではないかなと思います。

 夏休みには自由研究新聞、受験シーズンには四谷大塚監修の受験新聞が別刷りで発行され、 特別付録としてKODOMO新聞と一緒に届けてもらえます。

 読売KODOMO新聞購読申込サイトでは、3か月以上の購読申込特典で、 ポケモンの漢字ポスターや熟語ドリルなどの 子どもの学びに役立つグッズ1点をプレゼント。毎月550円とコスパも良いので、この機会ぜひ覗いてみてください♬

まとめ

 低学年のうちは親が主体となって生活や、本・新聞を活用して教えていくことが語彙力アップの近道だと思います。自分で学習できる子には、その子に合った本や問題集を与えて取り組ませると良いと思います。

 語彙力含め、国語力の向上は一朝一夕には難しいものです。焦らず地道に取り組んでいきましょう!

5歳の子がことわざを100以上覚えた記事はこちら

スポンサード リンク
スポンサード リンク
hanaをフォローする

コメント

この記事を書いた人

地方在住。
兄(小2)と妹(年少)の二人の子を育てる共働きママです。塾なし・地方・家庭学習のみでもトップクラスの学力を身につけさせたい!
我が家の子育てや暮らしの情報を発信します。
私の経験が、誰かの「参考になった!」となれば嬉しいです。

hanaをフォローする
タイトルとURLをコピーしました